イクレイ、気候行動と持続可能性のための新戦略を発表


 イクレイ-持続可能性をめざす自治体協議会(ICLEI)は、モントリオールで開催された世界大会で、開発の課題と気候変動に対処する新戦略を発表した。新戦略の目標には以下が含まれる。
・100%再生可能エネルギーによる電力供給の促進
・産業都市の持続可能な経済への移行支援
・低排出で気候変動に対する回復力がある移動しやすい都市の開発戦略の策定と実施の監視
・持続可能な公共調達ネットワークを先導することによるグリーン経済への移行支援
・気候行動と都市開発の接続、国別約束の策定への自治体の参加
・島嶼地域社会の支援と土地由来の海洋汚染への対処
・都市・地域での生物多様性目標の実施支援
都市は世界のエネルギー消費と関連する温室効果ガス排出の約70%を占めている。NGOらの報告によると、2050年までに970都市に住む16億人が日常的に極端な高温にさらされるようになり、熱波、干ばつ、洪水、食糧不足、停電、格差拡大などの問題が悪化するという。ブルッキングス研究所は、パリ協定の気候目標達成のためには、気候変動に対する回復力のある低炭素型インフラに2030年までに約85兆ドル投資する必要があるとしている。【イクレイ】