国際エネルギー機関、炭素回収・使用・貯蔵技術の導入を加速するワークショップを開催


 国際エネルギー機関(IEA)は、2018年6月13日と14日の2日間、「炭素回収・利用・貯蔵(CCUS)政策・投資ワークショップ」をパリで開催する。これは主要な排出削減技術の一つであるCCUSの商業導入を加速する機会を協議するもので、政府や産業、NGO、金融部門から専門家や主要関係者が参加する。IEAは、鉄鋼、セメント、化学など、経済成長を支える基幹産業で大幅な排出削減を可能にする数少ない解決策の一つとして、CCUSを優先技術分野の一つに位置付けている。しかし、その普及は進んでおらず、現在のCO2回収率は、2030年までに必要とされるレベルの4%にも達していない。また、世界の低炭素エネルギー投資全体においてCCUSが占めた比率は約0.1%(2016年)にすぎず、2010年以降、計画されるプロジェクトも減少している。ワークショップでは、2017年11月にIEAが開催したハイレベルCCUSサミットで議論されたテーマと優先事項を受け、CCUS投資を促進する革新的な政策と新ビジネスモデルを検討する。【国際エネルギー機関】