国際エネルギー機関、EU4Energy政策フォーラムでバイオエネルギーの機会と課題を協議


 国際エネルギー機関(IEA)は、東欧と中央アジアの各国代表者らと共にEU4Energyバイオエネルギー政策フォーラムを開催した。バイオエネルギーは、世界の再生可能エネルギー資源の中でも最大の位置を占め、特に熱供給部門での重要性は大きい。しかしEU4Energy各国ではその可能性が十分に活かされておらず、熱部門の化石燃料への依存度が高い。フォーラムでは、欧州委員会やバイオエネルギー協会、各国の報告を通じて、バイオエネルギー普及への障害・促進要因と優良事例を検討した。各国の報告からは、バイオエネルギー普及への課題の多様さが示されたという。一方、資源基盤が豊富でなくとも、農業残渣を活用するなどでバイオエネルギー拡大には一定の可能性があることで各国は一致した。今後の課題には、サプライチェーンの開発や技術能力の構築などがある。EU4Energyは、EUの東方パートナーシップ(EaP)対象国と中央アジアの11か国のためにEUが実施しているエネルギープログラムで、IEAはその実施の主導的役割を担っている。【国際エネルギー機関】