ドイツ、中央アメリカ地域における森林再生を支援


 ドイツ連邦環境省(BMU)のフアスバース事務次官は、グアテマラで開催された第4回南アメリカ・ボン・チャレンジ会議に出席した。中央アメリカ地域やカリブ地域では、ボン・チャレンジが積極的に進められており、中央アメリカ地域は、2020年までに、劣化した森林1600万ヘクタールの再生を目指すことを約束している。ラテンアメリカ地域全域では、合わせて5600万ヘクタールの再生を目指すとしている。フラスバース事務次官は、「1世紀に渡り世界各地で行われた森林伐採により、今後1世紀に渡り森林の保全と再生の実行が余儀なくされている。森林の保全と再生は、生態系に必要なだけでなく、経済においても重要である。ドイツ政府は中米諸国における森林再生を支援しており、今後、EUによる支援を望んでいる。我々は、先の採決で2000万ユーロの支援を行うことを決定した」と述べた。世界中では、32億人の人々が土壌劣化の影響を直接受けており、さらに、景観の質の劣化や生態系サービスの低下が問題になっている。生物多様性及び生態系サービスに関する政府間科学-政策プラットフォーム(IPBES)は、森林再生の便益は費用の平均10倍と経済的合理性があり、一方で対策を取らなかった場合は、森林再生の費用の3倍の費用が必要となると報告書している。【ドイツ連邦環境省】