デンマークエネルギー庁、中国と提携の地域暖房パイロットプロジェクトの専門家パネルの初会合を開催


 デンマークエネルギー庁(DEA)は、中国において地域暖房を推進しエネルギー利用の効率化を図るため、デンマークと中国の提携によるパイロットプロジェクトを実施しているが、その一環として設置した専門家パネルの初会合を開催した。プロジェクトは2017年10月に発足し、実施期間を3年とする。デンマークの長年の地域暖房分野における実績を生かし、将来の中国全土への普及を視野に入れて、エネルギー効率の高い地域暖房システムを試験的に構築し実用化への計画手法を示す。当面、中国陜西省銅川市において、地元当局と協力しながら二つの地区の地域暖房シナリオを作成する。同市は石炭産業が盛んで、地域の家庭や事業所は主要な熱源を石炭に依存する。再生可能エネルギーその他の熱源の開発を含め石炭火力発電所からの余剰熱とバイオマス残渣を活用するなど経済の成長を図りつつ、環境負荷とCO2排出の低減を目指す。パネルは、プロジェクトに助言し、地域暖房に関するデンマークと中国の間の知識ネットワーク形成のための基盤を作る。【デンマークエネルギー庁】