国連気候変動枠組条約、タラノア対話のためのポータルサイトを開設


 国連気候変動枠組条約(UNFCCC)は、パリ協定の目標実現に向けて各国の進捗状況を検討し、世界の野心の強化を目指す「タラノア対話」を促進するためのポータルサイトを立ち上げた。このサイトを通じ、あらゆる国と利害関係者(企業、投資家、都市、地域、NGO等)に対して、現状、目標、方法の3点を中心にタラノア対話への情報提供を求める。国や非国家主体は、パリ協定の目標を実現し持続可能な開発目標(SDGs)を支援するため、世界の気候行動の強化に役立つアイデアや提言、情報を提供することができる。
 パリ協定は、世界の平均気温の上昇を2℃未満に抑えるとともに、1.5℃に抑える努力を追求することを中心的目標としている。しかし、各国の現在の気候行動計画(国別目標)の下でこの目標を実現するには、現在の世界の野心レベルでは不十分である。
 タラノア対話は2017年11月のCOP23で設置に合意、2018年を通じて実施される。「タラノア」はCOP23の議長国フィジーが導入した太平洋諸島の概念で、包括的・参加型・透明な対話を目指しているという。【国連気候変動枠組条約】