アメリカ環境保護庁、フード・リカバリー・チャレンジの優秀者を表彰


 アメリカ環境保護庁(EPA)は、食品廃棄物を削減するフード・リカバリー・チャレンジの参加者の中から16の優秀者を表彰した。
 2016年は950を超す企業、政府、団体(食料品店、レストラン、教育機関、スポーツ・娯楽施設等)が同チャレンジに参加し、74万トンの食品廃棄物の埋立・焼却処分を回避し、廃棄処分費用を最大3700万ドル節約したという。食品廃棄物削減のため、参加者は教育機関での余剰食料削減、家畜飼料化、社内の食品回復研修など、コスト効率が高く独創的な取組を実施した。
 食品廃棄は地域社会や環境に悪影響を及ぼしている。アメリカでは年間約730億ポンドの食品が廃棄され、一般廃棄物の中で最も多い。一方、約12%の世帯が家族全員に十分な食料を提供できずにいる。チャレンジの参加者は2016年、健康に良い余剰食品を約22万2000トン(約3億7000万食分)寄付し、食料不足対策を支援した。アメリカは2030年までに食品ロス・廃棄物を半減させることを目標としており、チャレンジの受賞者、参加・支援者の取組はその目標実現に向けて貢献しているという。【アメリカ環境保護庁】