国連環境計画、中国はグリーンファイナンスで世界を牽引していると報告


 国連環境計画(UNEP)は、中国の中央財経大学(CUFE)グリーンファイナンス国際研究所(IIGF)とUNEPの「持続可能な金融システムのデザインに向けたUNEP調査」との共同執筆による「中国グリーンファイナンスシステムの確立に関する中間報告書」で、グリーンファイナンス分野における中国の進展状況と今後に向けた提言を公表した。気候行動等に必要な資金数兆ドルの大半は世界の金融・資本市場から導入される。急速な成長で世界第2位の経済大国となり健康・環境問題を抱える中国は、特にこれを必要とする。中国共産党第19回全国代表大会で習近平国家主席は、中国の持続可能な発展には「エコ文明」の構築と健全な環境の確保が重要だと述べた。報告書は、2016年G20以降世界のグリーンボンド市場の新たな牽引役となった中国が、2017年上半期に117億ドル相当のグリーンボンド(数で前年比278%増、額で同28%増)を発行し、121の新地域グリーン開発基金を2016年に設立した等の事例を示すとともに、グリーン指数の開発など課題克服への提言も行った。【国連環境計画】