世界資源研究所、持続可能な開発のための世界の官民パートナーシップを起ち上げ


 世界資源研究所(WRI)は、官民パートナーシップを通じて持続可能な成長を加速するための「グリーン成長とグローバルゴールズ2030のためのパートナーシップ(P4G)」イニシアティブを設立すると発表した。P4Gは、国連の持続可能な開発目標(SDGs、通称グローバルゴールズ)や2015年の気候変動パリ協定の実現を目指し、包摂的で衡平、持続可能な経済成長のための革新的な官民連携の場を作るもので、チリ、デンマーク、エチオピア、ケニア、韓国、メキシコ、ベトナムの各国政府の主導のもと、企業や国際市民組織らも加わり、あらゆる主体が協調して行動することを目指す。
 P4Gは、エネルギー、水、生態系再生などをテーマに、過去の成功に学んで効果的な解決策を明らかにし、その普及を進めるとしている。その事業価値は12兆ドル以上と見込まれ、2030年までに主に途上国で3億8000万の雇用を生むことも可能だという。P4Gは、パートナーシップを基本に、隔年でサミットを開催し、成功事例に基づき、事業構想や技術、資金の支援を進めるとしている。パートナーシップの例として、途上国や新興国の巨大都市における持続可能で手頃な住宅需要の増加への対応、官民協調融資による省エネ型漏水削減策の開発などを挙げている。【世界資源研究所】