デンマークエネルギー庁、地域熱供給システムの費用と便益を評価する新ツールを公開


 デンマークエネルギー庁は、地域熱供給システムの費用と便益を個別熱源システムと比較して評価する、地域熱供給システム評価ツール(DHAT)を公開した。デンマークは熱需要の3分の2を地域熱供給システムで賄っているという。DHATは、同国のノウハウを他国に伝え、費用対効果が高く炭素排出量の低い地域熱供給システムへの移行を支援する。DHATでは、正味現在価値(NPV)と均等化発電原価(LCOE)でのコスト表示、CO2などの排出量、社会経済的評価が提供され、地域熱供給システムの経済的実現可能性と環境への影響を、地域の条件を考慮して評価できる。同庁が中国国立省エネルギーセンターと起ち上げた試験プロジェクトでは、中国の地方政府やエネルギー企業のDHAT利用を促進し、地域熱供給システムが消費者にとってどの程度節約になるかを示すことを目指している。DHATはコンサルタント、市民、行政など地域熱供給システムを検討する万人に公開されている。【デンマークエネルギー庁】