国連環境計画など、持続可能な開発目標の達成には環境が中心的役割を果たすと報告


 国連環境計画世界自然保全モニタリングセンター(UNEP-WCMC)などは、生態系の回復力、自然資源の確保、地球の生命維持機構の安定性が、世界的な課題や持続可能な開発への対処で不可欠だとする報告書を公表した。報告書「地球規模目標マッピング:環境と人間の景観(Global Goals Mapping: The Environment-human Landscape)」は、過去10年間に発表された環境と人間の相互作用に関する研究成果と技術革新を調査し、持続可能な開発目標(SDGs)の各目標や目標間の関係にとっての重要性を探った。その結果、環境と人間の相互作用がSDGsの達成で重要となる20の接点を特定した。報告書は、2017年7月にニューヨークで開催された「持続可能な開発に関するハイレベル政治フォーラム(HLPF)」と同時期に公表された。同フォーラムでは、健康、飢餓貧困、性別、産業、海洋の目標に焦点が当てられ、これら問題の背景にある環境と人間の相互作用がかつて以上に重要視されているという。なお、この報告書はイギリス自然環境研究会議(NERC)、ロックフェラー財団、イギリス経済社会研究会議(ESRC)が連携する「持続可能な地球へ向けて(The Towards a Sustainable Earth)」イニシアティブのもと作成された。【国連環境計画世界自然保全モニタリングセンター】