IPCC、第6次評価報告書のアウトライン案のためスコーピング会合を開催へ


 気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は、第6次評価報告書(AR6)のアウトライン案を作成するスコーピング会合を2017年5月1〜5日にアジスアベバで開催する。IPCCはAR6の作成を2015年2月の第41回総会で決定し、その統合報告書を、国連気候変動枠組条約(UNFCCC)締約国会議が2023年に予定している初のグローバル・ストックテイク(パリ協定の進捗状況の確認)に間に合うよう2022年に完成させるとしている。これに向け、今回のスコーピング会合では、約60か国から200人の専門家が参加しIPCCの3つの作業部会の報告書アウトライン案等をまとめる。AR6に関しては3つの作業部会報告書と3つの特別報告書、これらを統合する統合報告書の作成が予定されている。ホーセン・リーIPCC議長は、「今回の会合で、IPCCの作業計画における決定的な一歩を進めることになる。AR6サイクルでは2018年から2022年にかけてほぼ毎年、政策において重要な意味を持つ報告書を公表していく」と述べた。【気候変動に関する政府間パネル】