ドイツ ヨーロッパ内の気候保全分野の協同を強化するためのイニシアティブを設立


 ドイツ連邦環境省は、新たに、「ヨーロッパ気候保全イニシアティブ(EUKI)」の開始を公表した。気候保全分野におけるヨーロッパ内の協同の支援が目的であり、非営利組織は、5月半ばまでに、複数のEU加盟国に所在する非営利組織と協同で、プロジェクト案の提出が求められている。ヘンドリックス連邦環境大臣は、「EUがパリ協定において義務付けられている野心的な目標を達成するためには、皆が実行に協力することが重要である。このイニシアティブにより、EU加盟国間の協同が進められ、気候保全がヨーロッパにおいてより不可欠な要素となる」。イニシアティブに採択されるプロジェクトは、複数の国に所在する組織が関与して進められるもので、気候保全のグッドプラクティスの交換や他のEU加盟国との気候政策に関する対話が行われる。特に、国家気候・エネルギー計画の策定や気候保護をテーマにした都市交流の締結、企業や学校における温室効果ガス削減対策の実施などが重点となる。対象は、主に、中央・東・南ヨーロッパの政府、自治体、教育機関、市民団体、学術団体、経済界となる。さらに、連邦環境省は、ドイツの気候エネルギー政策の対話を進め、誤解を解明し、議論を行うことを目的にした情報提供ツアーの実施を計画している。【ドイツ連邦環境省】