欧州委員会、EU理事会がEU排出量取引制度の修正案交渉への道を開いたと歓迎


 EU理事会がEU排出量取引制度(EU-ETS)指令の修正案を支持したことを受け、欧州委員会のミゲル・アリアス・カニェテ委員(気候行動・エネルギー担当)は、「欧州議会に続きEU理事会で早期に合意に至ったことは、気候行動のリーダーシップとクリーンエネルギーへの移行推進へのEUの決意を改めて示すもの」として歓迎した。この合意により、修正の最終テキストに関するEU理事会と欧州議会の交渉が開始できることになった。カニェテ委員は早期の交渉開始に期待を表明している。  EU-ETSは気候変動対策として、発電とエネルギー多消費産業の1万1000を超える施設が排出する温室効果ガスを、市場ベースのキャップ・アンド・トレードによって削減しようとするEUの重要政策である。EU理事会は、欧州委員会が2015年7月に発表した2021〜2030年(EU-ETSフェーズ4)での制度改善への修正案をほぼ2年に渡って検討し、今回基本合意に至った。修正案には、2021年以降のカーボンリーケージを防止する規則、炭素市場での排出枠の過剰供給を抑える市場安定化リザーブの強化策などが盛り込まれている。【欧州委員会】


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