欧州委員会、欧州のエネルギー同盟の第2次進捗報告書を公表


 欧州委員会(EC)は、欧州エネルギー同盟の進捗状況に関する2回目の報告書を公表した。  EUは5つの優先課題(エネルギー安全保障、域内のエネルギー市場の形成、エネルギー効率化、低炭素経済への移行、クリーンエネルギー技術の研究開発の支援)を柱とするエネルギー同盟の構築を目指しており、今回は第1回報告書(2015年11月公表)以降の状況をまとめている。  これによると、EU全体では同盟の目標、特に2020年目標の達成に向けて順調に進んでいる。最終エネルギー消費と温室効果ガス排出は2020年目標をすでに達成。また、再生可能エネルギーについても、2014年の最終エネルギー消費に占める割合は16%に達し、2020年に20%という目標の達成に向けて順調に進んでいる。さらに、経済成長と温室効果ガス排出との分離にも成功しており、1990〜2015年にEUのGDPは50%拡大したが総排出量は22%減少したという。  シェフチョビチEC副委員長(エネルギー同盟担当)は、同盟はエネルギーや気候のみに関わるものではなく、欧州経済の根本的な近代化を促し、低炭素でエネルギー・資源効率の高い経済への転換を公正な方法で可能にするとし、同盟を拡大しEUの国際指導力を強化する必要もあると指摘、2017年は検討中の多くの立法案を実行する年だという。【欧州委員会】


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