ドイツ 連邦内閣が「気候行動プログラム2020」実施状況をまとめた報告書を承認


 ドイツ連邦環境省は、ドイツ連邦内閣が「2016年気候保護報告書」を承認したことを公表した。これは、一昨年策定された「気候行動プログラム2020」の実施状況を評価したもので、各対策部門における排出量の現在の傾向に関する報告も含んでいる。ドイツは、2007年に40%の削減目標を策定したが、今回の報告書で示されている予測では、2020年の削減量は1990年比で37%から40.4%となっており、特に運輸部門において目標値との見通しの差が目立つ。経済成長、電力輸出、燃料費、人口の増減を考慮して算出された予測では、行動プログラムで2014年に策定された対策の実施により、当初、6200万から7800万トンの温室効果ガス排出量の削減が見込まれていたが、今回の予測では4700万トンから5800万トンの削減となっている。ヘンドリックス連邦環境大臣は、「行動プログラムで策定された100以上の対策のうちすでに70%の対策が完全に実行されている。対策は効果を挙げており、エネルギー費用の削減並びに気候保護に伴う経済効果と雇用を生み出している。しかしながら、ドイツは自身で設定した目標を達成するためにさらに努力しなくてはならない」と述べた。【ドイツ連邦環境省】


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